- 1992.10
-
米国ボイジャー社(*)とのジョイント・ベンチャーにより設立。
ボイジャー・レーベル作品の販売、日本語化、サブライセンス等に関する一切の権利を独占的に保持運営していくと同時に、独自のソフト開発や出版プロデュース業を展開する。
*ボイジャー社(The
Voyager Publishing Company
Inc.)は、1984年創立のマルチメディア専門出版社。Voyager
PressとJanus
Films(1956年に創立、ニューヨーク市にある映画配給会社)の合弁による。本社はニューヨーク市。
- 1992.12
-
"I photograph to
remember"がマルチメディアグランプリ'92パッケージ部門外国語作品賞受賞。
- 1993. 5
-
"A Hard Day's
Night"(ビートルズがやってくる ヤア!ヤア!ヤア!)が、米Mac
User誌上において年間Best
CD-ROMに選ばれる。日本国内だけでも25000本以上を売上。
- 1993. 6
-
日本語版「エキスパンド・ブック」『タルホ・フューチュリカ』リリース。
- 1993. 7
-
「エキスパンドブック・ツール・キット日本語版」をリリース。電子出版業界のみならず、出版・放送等マスメディア関係者の注目を集める。
- 1993.11
-
"So I've Heard vol.1 Bach and
Before(バッハ以前)"がアップル・コンピュータ主催Apple
CD-ROMコンテストにて審査委員長奨励賞受賞。
- 1994. 2
-
「エキスパンドブック・ツール・キット」による自費出版作品の展示即売会「エキスパンドブック横丁」をMac
World
Expoにて開設。同イベントは、以後、毎年規模を拡大しながら継続中。
- 1994.12
-
"The Complete
MAUS"がマルチメディアグランプリ'94パッケージ部門外国語作品賞受賞。
- 1995. 5
-
「エキスパンドブック・ツールキットII」をリリース。縦書き・ルビ対応。まったく新しい日本語電子出版のオーサリング・ツールとなる。
- 1995.12
-
「エキスパンドブック・ツールキットII
version1.5」をリリース。このツールを使用し制作された「CD-ROM版新潮文庫の100冊」(発行:新潮社)がリリースされベストセラーになる。
- 1996. 2
-
Mac World Expoで連合ブース"Publishers'
Front"。ボイジャー、デジタローグ、シナジー幾何学、インフォシティ、エフツウ、オラシオンの6社共同ブース。
- 1996. 5
-
「エキスパンドブック
Windows」をリリース。WindowsOS上でのエキスパンドブックのオーサリングも可能になる。エキスパンドブックの業務、学校等における需要が広がる。
- 1996.12
-
「新潮文庫の100冊」MPU(マルチメディア制作者連盟)グランプリ'96奨励賞受賞。
- 1997. 5
-
新潮美術ROMシリーズ第1段『フェルメール』『レンブラント』を新潮社と共同発売。以後、『ファン・エイク』(97.11)、『ブリューゲル』(98.3)、『ロダン』(98.10)、『ルーベンス』(98.11)を発売。同シリーズ作品は全て、全国学校書館協議会選定コンピュータソフトウェアに選ばれる。
- 1997. 9
-
『アメリカ自然史博物館-地球のたからもの-』リリース。全国学校図書館協議会選定コンピュータソフトウェアに選ばれる。
- 1998. 2
-
デジタルテキストを快適に読むソフト「T-Time」、オンスクリーン・アート作品『クラスターワークス』を発表、Mac
World ExpoにてMacOS版を先行発売、大好評を博す。
- 1998. 9
-
『人体探査航〜Body
Voyage〜』発売。全国学校図書館協議会選定コンピュータソフトウェア。ヒット作になる。
「T-Time」の活用マニュアル本『インターネット快適読書術』(富田倫生著)、ひつじ書房より発売。
- 1998.12
-
「T-Timeインターネット縦書き読書術」マルチメディアグランプリ'98パッケージ部門教育・教養賞、「クラスターワークス」同部門アート賞、とボイジャー社がパッケージ部門2部門で受賞する。
- 1999. 1
-
「T-Time」、98年日経優秀製品・サービス賞 優秀賞 日経産業新聞賞」を受賞。
- 2000. 3
-
国立国会図書館国際子ども図書館、展示プログラム「絵本は舞台」制作。通産省マルチメディアコンテンツ市場環境整備事業「万博150年」データベース制作。
- 2000. 6
- 立ち読み&立て書きシステム「ドットブック」発表。
- 2000. 9
-
出版社による共同電子書店モール「電子文庫パブリ」にて、角川書店、講談社、集英社、新潮社の4社が「ドットブック」を採用。
- 2000.12
-
「ドットブック」マルチメディアグランプリ2000ネットワーク部門最優秀賞受賞。
- 2001. 2
- 「ドットブック」AMD Award 大賞総務大臣賞受賞。
- 2003. 3
- 「V-TOOLs」、AMD Award ベストプロデューサ賞受賞。
- 2003. 4
- 国立国会図書館国際子ども図書館、絵本ギャラリー制作。
- 2004. 6
- 新潮社、講談社、インプレスと資本提携を発表。
- 2005.12
-
「T-Time5.5」が独立行政法人情報処理推進機構(IPA)ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー2005
を受賞。
- 2006. 3
- 「T-Time」視覚障碍者(ロービジョン)対応版公開。
- 2006. 7
-
インフォシティ、セルシス、との技術提携を発表。携帯書籍ソリューションを共同で展開。
- 2006. 7
-
Web上のドットブック製作サービス、「ドットプレス(.press)」オープン。
- 2006. 8
-
インフォシティ、セルシスとの共同開発による携帯書籍ビューア「ブックサーフィン」公開。
- 2007. 1
-
「ブックサーフィン」AMD
Award ベストプラットフォームプロデューサ賞受賞
- 2007. 9
- 中高年向け携帯投稿サイト「小説キッチン」をオープン。
- 2008. 3
-
総合電子書籍ビューア「ブックサーフィン」を利用する携帯電話向けのサイト数が500サイトを超えたことを発表。
- 2008. 5
-
アニメーション映画『河童のクゥと夏休み』の完全メイキングを『クゥの映画缶』してインターネット上に公開。
- 2008. 7
-
『T-TimeはiPhoneに着地する』「T-Time」がiPhoneに対応。講談社コミック作品をApp
Storeで販売開始。
- 2008. 7
-
「T-Time」が電子出版アワード大賞/デジタル・インフラ賞受賞。
- 2008.11
-
高知システム開発が開発した電子書籍コンテンツ読上げソフト「MyBook」がドットブックに対応。“目の見えないひとに本を届ける”
ことを可能に。
- 2009. 1
-
本格的オンデマンド出版栗山富郎著『デラシネーわたくしの昭和史ー』発売。必要を必要なだけ届けるオンデマンド出版。電子資料編をインターネット上に開設し立体的読書を実現。電子書籍版も2月に発売。
- 2009. 2
- 斉藤ぜんきゅう著『ひらめきのマジック』、累計4000部を販売。
- 2009. 2
-
講談社発行月刊誌『クーリエ・ジャポン』の iPhone/iPod
touch版配信開始。雑誌向けに改変した「T-Time
touch」を出版社へ提供。
- 2009. 7
- 「理想書店」『ゴルゴ13』 PC・iPhone 配信開始。
- 2009.10
-
ソフトバンク クリエイティブ「ハーレクイン
ライブラリ」サービスを提供開始。
- 2010. 1
- 講談社のノンフィクション雑誌『G2』 iPhoneアプリで配信開始。
- 2010. 2
-
米"InternetArchive"と提携 世界標準の電子出版インフラ構想に参画。eBookの世界配信"BookServer"構想を共同推進。
- 2010. 6
-
理想書店、iPad対応開始。iPad専用アプリケーション「Voyager
Books」配信開始。
- 2011.7
-
HTML5準拠のWEBブラウザをベースとした新しい読書システムを発表。EPUB3の「縦書き」表示を可能に。
- 2011.10
-
EPUB3日本語ベーシック基準(日・英)を公開。EPUB日本語基準研究グループ(EPUBJP)発足。
- 2011.12
-
Books in Browsers
方式による新しい読書システム「BinB」を公開。あわせて、同システムを使った電子書籍ストア「BinB
store」をオープン。
- 2012. 3
-
読書システム「BinB」、コミック対応。アプリケーション、Webブラウザ用プラグイン無しで右開き・見開きの表示を実現。「BinB
store」にてリイド社コミック作品を販売開始。
- 2012. 5
-
秦隆司 著『アメリカン・エディターズ—
アメリカの編集者たちが語る出版界の話』発行。
- 2012. 8
-
原爆製造―投下―冷戦へと至る歴史を紐解く『ヒロシマ・ナガサキのまえに―オッペンハイマーと原子爆弾―』(インタビュー版)を読書システム「BinB」にて発行。
- 2012.11
-
講談社の冬の電子書籍キャンペーン「冬☆電書2013」へ読書システム「BinB」提供。
社団法人デジタルメディア協会主催のEPUB3実践的セミナー「電子出版を安く、早く、シンプルに」にて、EPUB3活用事例を講演。
- 2012.12
-
集英社「ウルトラジャンプ」公式サイトへ読書システム「BinB」提供。
プチ鹿島
著『うそ社説2 〜「パンダの生活が第一」を旗揚げせよ〜』、黒澤明脚本集
『七人の侍』発行。
- 2013. 2
-
H・マクガイア& B・オレアリ編『マニフェスト 本の未来』発行(原書
"Book: A Futurist's Manifesto" オライリーメディア刊)。
講談社の特設電子書店サイト「電本屋さん」へ読書システム「BinB」提供。
- 2013. 7
-
読書システム「BinB」を英語EPUB表示に対応。SBクリエイティブが北米向けに展開する、ハーレクインコミックス・ノベル販売サイト「Balloons
& Chapters」へ提供開始。
木野 陽
作・マンガ『うごいたまち』をBinB storeで無償公開。
- 2013.10
-
読書システム「BinB」を青空文庫に適応。青空文庫を縦書きで読む「青空
in Browsers」ページを公開。
- 2013.11
-
オライリー・メディア
編『ツール・オブ・チェンジ 本の未来をつくる12の戦略』発行。
- 2014.12
-
クレイグ・モド著『ぼくらの時代の本』を紙の本・電子の本として刊行。紙の本と電子の本のあるべき姿を問う。
- 2015. 7
-
「片岡義男
全著作電子化計画」を開始。1974年デビュー作から発表順に刊行。
- 2016. 5
-
視覚障がい者に読書の楽しみを提供する電子図書館システムを大日本印刷株式会社、株式会社図書館流通センター、日本ユニシス株式会社と共同開発。
4月施行の「障害者差別解消法」に対応。
- 2016. 6
-
「Romancer」で読み上げ-タブレット、スマートフォンでも読み上げ対応。
- 2016. 7
-
紙ではできなかった-ならばデジタルで 作家・栗本薫 未刊行作品
電子本シリーズ スタート。
- 2016. 9
-
集英社、ボイジャーのプロモ支援システム「Power
Thumb(パワーサム)」を採用。 秋のデジタルマンガ祭「秋マン!!」で130タイトル超のマンガプロモーション動画を作成。
- 2016.11
-
大日本印刷、日本ユニシス、ボイジャー 読み上げ機能付きクラウド型電子図書館サービスを日本電子図書館サービスへ提供。
- 2017. 3
-
集英社「ジャンプ女神フェア」でボイジャーの高速コミックリーダー「BinB
SPEED」を採用。
- 2017. 4
-
「Romancer
Store」オープン。「Romancer」で作成された作品の紹介・販売をスタート。
- 2017. 7
-
作家・栗本薫 未刊行作品
電子本シリーズ新刊『伊集院大介最後の推理』刊行。
- 2017. 8
-
「片岡義男
全著作電子化計画」2000年までの小説412冊(497作品)の刊行完了。
- 2018. 1
-
作家・片岡義男が片岡義男.com
サポータ向けに書き下ろし作品を執筆開始。
- 2018.11
- 個人作家を応援する電子本直販ストア「理想書店」をオープン。
- 2019. 1
-
『ベストセラーはもういらない』出版記念講演会にOR
Booksのジョン・オークスを招聘する。
- 2019. 4
-
『平野甲賀100作』を出版。本を読みながら美術作品購入に直結するシステムを導入。
- 2019.10
-
高精細画像をWebギャラリーとして公開できる「Gaze-On(ゲイズオン)」提供開始。
- 2019.10
-
電子書籍コンテンツを広告媒体にする「BinB」新バージョン提供開始。
- 2019.12
-
電子出版支援サービス「Romancer(ロマンサー)クラスルーム」を工学院大学附属中・高の授業が活用。
- 2020. 2
-
作家・片岡義男小説(449作品)、国立国会図書館の電子閲覧公開へ。
- 2020. 3
- 電子書籍リーダー「BinB」を弁護士ドットコムが採用。
- 2020. 4
-
アリスブックスが電子書籍販売サイトをオープン。「BinB」を採用。
- 2020. 5
- ダグラス・ラシュコフ著『ネット社会を生きる10ヵ条』刊行。
- 2020. 5
-
マンガ家・山田ゴロの初小説『やつるぎ村―忘れたくない忘れられない物語』刊行。
- 2020.10
-
片岡義男.com
リニューアルオープン。会員制度の読み放題サービスを導入。