リッチコンテンツもクラウド・パブリッシングへ

ボイジャーと米Aerbook
技術/マーケティングでの提携を発表

 株式会社ボイジャー(本社:東京渋谷区、代表取締役:萩野正昭)は米国でクラウド・パブリッシング技術の先端を行く「Aerbook(エアブック)」(運営:Invention Arts LLC、本社: 米国サンフランシスコ 、CEO:Ron Martinez)と技術提携し、Aerbookの日本語環境での実用化に到達いたしました。これを踏まえ、両社は実質的なビジネス展開において提携を拡大させ、コンテンツのより緊密な制作体制、マーケティングについて、北米をはじめ、日本・アジアでの販路開拓を協力して推進することに合意しました。

 

 この提携により、日本において、ボイジャーとAerbookは、マンガ作品及びリッチコンテンツ(教育用、実用書、旅行ガイドなど)の制作効率化、制作期間短縮、低廉化、高品質化を向上させる制作サポート、制作請負、ツール提供などを行ってまいります。

 

 すでに報道でもあるように、米国での全出版売上に占める電子の割合は22.6%に達しています。日本での現状は確かな数字があるとは言えませんが、6〜7%が現状でしょう。電子出版の数字がこのように低位に抑えられている要因は、既存出版社の電子に対する防衛・警戒姿勢があるためと、紙本位に同じコンテンツを流通させる基本的考えにあると思われます。
 北米において急激に電子の販売割合が増加した背景は、日本の既存出版社とは様相を異にしており、北米出版社の電子に対する積極姿勢、紙と電子を共存させる対応ワークフロー、そしてまた紙を超えた新しいコンテンツの創造への根本的な改革の着手などが影響しているものと思われます。こうした事情は、ボイジャーが今年2月に翻訳出版した『マニフェスト 本の未来』(原著O’Reilly Media発行)においても明らかにされてきました。
 
 今回ボイジャーが提携を発表したAerbookの代表であるロン・マーティネズも『マニフェスト 本の未来』の著者の一人であり、今後リッチコンテンツ化が進むであろう電子出版を先取りした制作環境、そしてどんなプラットフォームでも個人・出版社が主体となって流通できる仕組みの確立に注力してきた一人です。

Aerbookで作った作品

◀Aerbookで作った作品は、facebook、Twitter、LINEといったソーシャル・ネットワークを通じて読者に販売することも可能。読者はタイムライン上からすぐに本を開くことができる。
 

 市場環境、開発スピードが急激に変化していく状況のなかで、インディペンデントな出版活動を保証していくためにも、孤立するのでなく手をとり合い協力することの大切さが、ますます重要度を増してきています。優れた技術やパワーを持つ企業同士が、相互に理解し合い、お互いの力を認め合い、海を越えて提携することの重要性は、グローバル社会・経済の進んでいく現代にとって大事なビジネストレンドだと思います。


 今回、東京ビッグサイトで開催される第17回[国際]電子出版EXPOでのボイジャー出展ブースにおいて、7月3日15時より、Aerbook+ボイジャーの提供するサービスの一端を直接ご覧いただける機会を設けました。ぜひこの機会に両社の考える電子出版の将来をご覧いただきますようお願いいたします。


■VOYAGER+Aerbook 提携発表・公開デモンストレーション
テーマ
「海を超える提携 力を合わせよう! 争いに打ち勝とう! VOYAGER+Aerbook」
出 演
Ron Martinez(Aerbook CEO)、萩野正昭(ボイジャー 代表取締役)
日 時
2013年7月3日(水)15:00〜15:30 ※第17回[国際]電子出版EXPO内
会 場
東京ビッグサイト 西3・4ホール ボイジャーブース(小間No.26-43)
参加費
無料([国際]電子出版EXPOの招待券をお持ちでない方は入場料¥1,200が必要)

 

*[国際]国際電子出版EXPO ボイジャー出展情報はこちら
 http://www.voyager.co.jp/news/info_tibf/tibf2013.html
*[国際]国際電子出版EXPOの情報はこちら
 http://www.ebooks-expo.jp/

〈Aerbookについて〉

URL :http://www.aerbook.com/
運営 :Invention Arts LLC
所在地:Pier 33, c/o Isis, San Francisco, CA, 94111
Aerbookは、クラウドベースの出版プラットフォームです。豊富なイラストやインタラクティブ機能を含むeBookを制作します。またAerbookを通じて大手書店に配信したり、直接販売したりすることもできます。こうしたAerbookの技術は、アメリカの大手出版社、クロニクル・ブックス等にも提供されています。イングラム・コンテンツ・グループとともに、世界規模の出版インフラストラクチャーとの統合も進めています。これにより、eBookを多数の書店への配信すると同時にオンデマンド出版による印刷本の流通も可能になります。


〈株式会社ボイジャーについて〉

株式会社ボイジャー 代表取締役 萩野正昭
ホームページ:http://www.voyager.co.jp/
1992年米国ボイジャーとの合弁で創業。エキスパンドブック、T-Time、dotBook、dotPressの開発元。2006年セルシスと共同で携帯電話向けBookSurfingソリューション(現・BSソリューション)の提供を開始。2007年コミック・雑誌等の配信ソリューションとしてWebブラウザー用プラグインT-Time Crochetを開発。2012年HTML5ベースのブラウザーでの閲覧システムBinB(Books in Browsers)を開発。本ソリューションは、講談社、集英社、Yahoo!ブックストア、ソフトバンククリエイティブなどが採用している。また、2010年からEPUB3日本語ベーシック基準(日・英)を公開。EPUB日本語基準研究グループ(EPUBJP)を推進する。AMD(デジタルメディア協会)会員、またEPUB策定の国際団体IDPF(International Digital Publishing Forum)会員・理事。

※ 商標について

*T-Time、.BOOK/ドットブック、Crochet/クロッシェ、BinBは、株式会社ボイジャーの登録商標です。
*会社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。

〈報道関係お問い合わせ先〉

株式会社ボイジャー 鎌田純子、高山みのり

〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-41-14

電話: 03-5467-7070 / FAX: 03-5467-7080

Email:infomgr@voyager.co.jp

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