アメリカ出版界の実情 ― 本の未来は激動

『アメリカン・エディターズ』
「BinB store」にて5月28日発売

 株式会社ボイジャー(本社:東京都渋谷区、代表取締役:萩野正昭、以下:ボイジャー)は5月28日、自社の運営する「BinB store(ビー イン ビー・ストア)」にて、秦 隆司 著『アメリカン・エディターズ ― アメリカの編集者たちが語る出版界の話』(ボイジャー刊)の販売を開始いたします。
 著者は、2011年にニューヨークで電子書籍の出版社「ブックジャム・ブックス」を立ち上げた秦 隆司氏。1985年より記者・編集者としてアメリカの出版社に勤務した後、アメリカの原書を読むひとのための雑誌「アメリカン・ブックジャム」を刊行しました。「アメリカン・ブックジャム」は全11冊、シリーズ累計で7万部を発行しました。アメリカの雑誌や書籍を紹介するほか、特集記事、エッセー、小説、書店ルポなど、それまで断片的にしか知ることのできなかったアメリカの出版文化を取り上げました。その独自のセンスは「エスクァイア日本版」や「ASCII」など数々の媒体の注目を集め、アメリカ文学を学ぶ人、アメリカの文化に興味のある人、出版社や書店の関係者、翻訳者らを中心に広く読者を得た雑誌です。
 その「アメリカン・ブックジャム」に掲載された名編集者らへの10編のインタビュー記事に、現在の電子書籍事情を伝える新たな2編のインタビュー記事を加えて再構成したものが本書です。27年にわたりアメリカの出版界を見つめてきた著者が、12人の編集者らへのインタビューを通じて描き出そうとしたもの。それは、電子化の潮流の中で模索されるこれからの販売・流通のかたちであり、同時に、一人ひとりの編集者がそれぞれに考え続けてきた編集・出版のあり方でもあります。
 ニューヨークで活動する著者は本書の刊行にあたり、 海外からの電子出版という道を選びました。本書を起点とし、今後「アメリカン・ブックジャム」のeMookシリーズを刊行予定です。電子の領域から新しい出版の可能性を探るこの試みに、ボイジャーは著者とともに取り組んでまいります。

アメリカン・エディターズ  イメージ画像

□「Book Talk 対談―アメリカ出版界はどこに向かっているのか」が
 全文無料で読める

http://binb-store.com/ss/abj/
最新インタビューの対談相手であるダン・サイモン氏(セブン・ストーリーズ・プレス社)は、「ワイルド・ウェスト」(開拓時代のアメリカ西部)と呼ばれる現在の出版状況の中で、アマゾンは出版界にとって敵か味方か、 電子書籍を含めた「本」の未来についてなど、売上、卸値、価格付け、印税の具体的な数字を挙げて語っています。

□アメリカ文学界の「門番」から独立系出版社の創設者まで
 多彩な編集者らの生の声を収録

▶インタビュー対象:
 1. ブリジッド・ヒューズ(「パリ・レビュー」誌 編集局長)
 2. ゲイリー・L・フィスケットジョン(アルフレッド・A・クノッフ社 編集者)
 3. チャールズ・スクリブナー三世(チャールズ・スクリブナーズ・サンズ社 編集者)
 4. モーガン・エントレキン(グローブ/アトランティック社 発行人)
 5. ジョナサン・ガラッシ(ファーラ・ストラウス&ジロー社 編集長)
 6. デボラ・トリースマン(「ニューヨーカー」誌 フィクション・エディター)
 7. アイラ・シルバーバーグ(ドネイディオ&オルソン社 リテラリー・エージェント)
 8. マーク・スマーノフ(「オックスフォード・アメリカン」誌 編集長)
 9. カトリナ・ケニソン(「ベスト・アメリカン・ショート・ストーリーズ」 シリーズ・エディター)
 10. チャールズ・マグラス(「ニューヨーク・タイムズ・ブックレビュー」誌 編集長)
 11. ダン・サイモン(セブン・ストーリーズ・プレス社 発行人)
 12. コリン・ロビンソン(ORブックス社 共同発行人)

□いつでも、どこでも、Webブラウザで読書を楽しむ

BinB store でご購入いただいた電子書籍は、HTML5対応のブラウザをビューアとして読むことができます。専用の端末やアプリを必要とせず、パソコンでも、タブレットでも、スマートフォンでも、すぐに読みはじめることができます。またブラウザベースならではの機能として、本書の中にはインターネット上のリソースを参照できる多くのリンクが埋め込まれています。海外の出版社サイト、著者に関するサイト、著作物販売サイトなどにアクセスしながら、より深い読書をお楽しみいただけます。
商品詳細ページからご購入いただけます。
http://binb-store.com/index.php?main_page=product_info&products_id=13261&shop_name=binb
※読書環境の詳細については下記「読書環境」の項目をご覧下さい。

■販売情報
書 名
アメリカン・エディターズ ― アメリカの編集者たちが語る出版界の話
著 者
秦 隆司
出版社
ボイジャー
価 格
630円(税込)
発売日
5月28日(月)14:00
販売ストア
BinB store http://binb-store.com/
商品詳細ページ
http://binb-store.com/index.php?main_page=product_info&products_id=13261&shop_name=binb
特設ページ
http://binb-store.com/ss/abj/
読書環境
▷パソコン、スマートフォン、タブレット
PC:Microsoft Windows 7/Vista/XP SP2〜(日本語版)
Mac:Mac OS X 10.6〜
iPhone 4/iPhone 4S/iPad/iPad2:iOS 4.3 〜
Android:Android 2.2 〜(スマートフォン)、Android 3.0 ~(タブレット)
▷ブラウザ
Google Chrome、Firefox 7以降、Safari 5.1以降、Internet Explorer9以降
※インターネット接続環境下でご利用ください
■著者からのメッセージ

昔からアメリカの出版界に興味があり、自分のなかにいろいろな質問があった。出版社はどんなふうに作家を選んでいるのか、作品はどうやって編集者の手に届くのか。編集者はどう仕事を進めていくのか。どんな作品に興味を持っているのか。その答えを知るには、アメリカの編集者たちから直接話を聞こうと思った。驚いたのは、ニューヨーカー誌のフィクション・エディターやニューヨーク・タイムズ・ブックレビュー誌の編集長などに直接電話をかけると、電話1本で僕と会う約束をしてくれたことだった。彼らのオフィスに向かう時の高揚感、インタビューをしている時の疑問が溶けていく気持ち良さ、そしてその全部を伝えようと何度も書き直した原稿。すべてのことをはっきりと憶えている。これは、アメリカ編集者のインタビュー本であるが、同時に僕にとってはアメリカで全力で過ごした時間の記録でもある。

(ブックジャム・ブックス主幹 秦隆司)

■著者紹介

1953年東京生まれ。マサチューセッツ大学卒業後、記者・編集者としてロサンゼルスとニューヨークで勤務。94年ニューヨークで独立。96年、アメリカの洋書を読む人のための雑誌「アメリカン・ブックジャム」を創刊。著書に『スロー・トレインに乗っていこう』(2001年、ベストセラーズ)、訳書に『世界貿易センタービル』(共訳:2002年、
アンガス・クレス ギレスピー 著、ベストセラーズ)『行く先は晴れやかに あるいは、うろ覚えの詩が世界を救う』(2003年、ヴェンデラ・ヴィーダ 著、河出書房新社)など。

〈株式会社ボイジャーについて〉

株式会社ボイジャー 代表取締役 萩野正昭

ホームページ:http://www.voyager.co.jp/

Windows、Macintoshで標準的な電子本ビューア「T-Time」開発元。2000年に商用に電子本を販売することを目的として開発したドットブック(.book)は、T-Timeをビューアとして読むことが出来る。2006年セルシスと共同で携帯電話向けBookSurfingソリューション(現・BSソリューション)の提供を開始。2007年コミック・雑誌等の配信ソリューションとしてWebブラウザー用プラグインT-Time Crochetを開発。2008年iPhone対応、2010年6月iPad対応をし、.book&T-Timeのソリューションを幅広く展開している。

本ソリューションは、講談社、角川書店、新潮社、文藝春秋、筑摩書房、幻冬舎コミックス、アスキー・メディアワークスなどが採用している。

〈関連URL紹介〉

★BinB store:http://binb-store.com/
★Voyager Store:http://voyager-store.com

※ 商標について

*T-Time、.BOOK/ドットブック、Crochet/クロッシェ、BinBは、株式会社ボイジャーの登録商標です。

*BSは、株式会社セルシス、株式会社ボイジャーの商標です。

* 会社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。

〈報道関係お問い合わせ先〉

株式会社ボイジャー 広報 鎌田純子、高山みのり

〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-41-14


電話: 03-5467-7070 / FAX: 03-5467-7080

Email:infomgr@voyager.co.jp